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百日祝い(お食い初め)の歴史と献立の意味は?儀式の流れをチェック

作成日:2025/05/31

お宮参り / 百日子ども

百日祝い(お食い初め)は、日本の伝統的な儀式で、生後100日頃に赤ちゃんの健やかな成長と「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行われます。

儀式で用意するお祝い膳は、ただの食事ではなく、一つひとつの献立に意味が込められているのをご存知でしょうか。

本記事では、百日祝い(お食い初め)の歴史や献立の意味、儀式の基本的な流れについて詳しく解説します。ご家族での大切な思い出づくりに、ぜひお役立てください。

百日祝い(お食い初め)の歴史

百日祝い(お食い初め)は、平安時代から続く日本の伝統行事で、生後100日目頃に赤ちゃんが一生食べ物に困らないよう願いを込めて行われます。

古くは「箸揃え」「箸立て」などと呼ばれ、宮中や武家で行われていた儀式が、時代とともに庶民にも広がりました。まず、この見出しでは百日祝いの時期や場所について解説します。

百日祝いの時期

百日祝い(お食い初め)は、生後100日目を目安に行うのが一般的ですが、必ずしもその日にこだわる必要はありません。赤ちゃんや母親の体調、家族の予定に合わせて、100日前後の都合の良い日に行うのが理想的です。

地域によっては110日目や120日目に行うこともあります。また、写真撮影や会食を伴う場合は、大安などの縁起の良い日を選ぶ家庭も増えています。大切なのは、家族そろって赤ちゃんの成長を祝える日を選ぶことです。

百日祝いの場所はどこが良い?

百日祝いの場所は、主に自宅やレストランなどが一般的です。自宅で行う場合は、赤ちゃんが慣れた環境でリラックスでき、授乳やおむつ替えもスムーズに行える点がメリットです。

一方で、レストランを利用すれば、料理の準備や後片付けの負担がなく、華やかな雰囲気で特別感も演出できます。個室のある和食店や、子連れ歓迎の店を選ぶと安心です。家族の人数や希望する過ごし方に応じて、無理のない場所を選びましょう。

百日祝いとお宮参りを一緒に行っても良い?

百日祝いとお宮参りは一緒に行っても大丈夫です。特に、生後1か月の時期にお宮参りができなかった場合や、家族の予定が合わなかった場合などに、百日祝いと同日に行うケースもあります。

両方を同日に行うことで、準備や移動の手間を減らせるメリットがあります。ただし、赤ちゃんの体調や天候に配慮し、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

神社への参拝後にお祝い膳や写真撮影を行う流れが一般的で、記念日としても充実した1日になるでしょう。

百日祝いの献立の意味

百日祝いの献立にはそれぞれに意味があります。この見出しでは、献立の意味について解説します。

祝い鯛

百日祝いの献立で代表的な料理が「祝い鯛」です。鯛は「めでたい」に通じる語呂合わせから、古くからお祝いの席で使われる縁起の良い魚とされています。

特に尾頭付きの鯛は、頭から尾までしっかり揃っていることから「人生を全うする」「一生健やかに生きる」という意味も込められています。見た目が華やかで味も良く、栄養価も高い鯛は、お子さまの成長を願うお祝い事にぴったりの食材です。

お赤飯

百日祝いの献立に欠かせない「お赤飯」は、古くから日本の祝い事に用いられてきた伝統的な料理です。赤い色には「魔除け」の意味があり、邪気を払い赤ちゃんの健やかな成長を願う意味が込められています。

また、小豆には災いを避ける力があると信じられてきたことから、縁起物として重宝されています。ふっくらと炊き上がったお赤飯は、赤ちゃんの人生の門出を祝うのにふさわしい、家庭の温かみが感じられる一品です。

お吸い物

百日祝いの献立に含まれる「お吸い物」は、清らかさや調和を象徴する料理です。赤ちゃんの「吸う力が強くなり、どんどんお乳を飲んで(吸って)健やかに育ちますように」という願いが込められています。

特に、はまぐりなどの二枚貝を使ったお吸い物は「ぴったり合う貝殻が一対しかない」ことから、将来良い伴侶とめぐり会えるようにという意味も含まれています。

煮物

百日祝いの献立に含まれる煮物には、赤ちゃんが健やかに育つようにとの願いが込められています。一般的には、にんじん・大根・しいたけ・里芋・ごぼうなどの根菜類が使われ、これらは「地に根を張る=しっかりと人生を歩む」という意味があります。

また、それぞれの食材にも意味があり、里芋は子だくさん、ごぼうは長寿や粘り強さを表します。

香の物

百日祝いの献立に添えられる香の物は、食事の締めや口直しとしての役割に加え、「清め」や「心を整える」という意味が込められています。香りの良い食材を使うことで、食卓を豊かにし、食事を気持ちよく終えることができるでしょう。

ニンジンとダイコンを酢で和えた「紅白なます」や、「多幸(たこう)」にかけた縁起物の「タコの酢漬け」などが定番です。紅白の彩りは祝いの席にふさわしく、食卓を華やかに演出します。地域の旬の野菜を使った漬物でも、季節感が出ておすすめです。

百日祝いにピッタリの赤ちゃんの衣装

百日祝いには、赤ちゃんの成長を祝う特別な衣装を用意すると、記念写真もより華やかになります。男の子は羽織袴風のロンパース、女の子は被布付きの和装風ドレスが人気です。

赤ちゃんの動きやすさや着心地を考慮しつつ、記念に残る一着を選びましょう。

百日祝いでおすすめの撮影タイミング

百日祝いの撮影は、赤ちゃんの機嫌が安定している午前中がおすすめです。特に10〜11時頃は、授乳や睡眠のリズムが整いやすく、ぐずりにくい時間帯とされています。

撮影当日は、授乳後に少し休ませてから挑むと、表情も穏やかになりやすいです。また、百日祝い当日にこだわらず、前後の週末に家族の予定を合わせて撮影するのも良いでしょう。

ロケーションスタジオグッドでは、百日祝いにぴったりの撮影プランを多数ご用意しています。予約時間や日程、撮影場所についても柔軟に対応しているため、ご希望に合わせた撮影が可能です。ご興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

百日祝いの儀式の流れ

百日祝いの儀式は、赤ちゃんに初めて食事をする真似をさせる行事です。大人が祝い膳を順番に赤ちゃんの口元に運び、「食べるふり」をさせながら成長を願います。お膳の置き方や、詳しい儀式の流れについて解説します。

百日祝いのお膳の置き方

百日祝いのお膳は、赤ちゃんの性別によって置き方に違いがあります。基本的には、箸を手前に置き、左手側に「ご飯」、右手側に「汁物」を配置するのが正式な並べ方です。

男の子は「高足膳(たかあしぜん)」、女の子は「平膳(ひらぜん)」を使うのが伝統的とされています。ただし、現代では厳密な形式にこだわらず、赤ちゃんの扱いやすさや写真映えを考慮して自由に並べる家庭も増えています。

儀式の流れ

百日祝いの儀式は、赤ちゃんに「食べるまね」をさせて健やかな成長を願う伝統行事です。ご飯、吸い物、ご飯、焼き魚、ご飯、吸い物の順に祝い箸で食べ物を口元へ持って行きます。 この順番を3回繰り返したら、最後に歯固めの儀式を行います。

実際に食べさせるのではなく、「食べるふり」をするのが特徴です。歯固めの儀式では、歯固め石に箸先を軽く当て、それを赤ちゃんの歯茎にそっと触れさせて「丈夫な歯が生えますように」と願いを込めます。

養い親は誰にするべき?

百日祝いの養い親は、一般的には赤ちゃんの祖父母や親戚の中で、長寿で健康な人にお願いすることが多いです。「その人のように元気に育つように」という願いが込められています。

ただし、必ずしも形式にこだわる必要はなく、両親が担当することもあります。家族の中で信頼されている大人が務めることで、心のこもった温かい儀式になるでしょう。

歯固め石とは

歯固め石は、百日祝いの儀式で使われる小石で、「丈夫な歯が生えますように」と願いを込めて使用されます。神社で授かるものや河原の清らかな石を使うのが一般的です。

儀式では、祝い膳の最後に箸の先で歯固め石に触れ、その箸を赤ちゃんの歯ぐきに優しく当てるふりをします。実際に口に入れることはありません。石のように丈夫な歯が育ち、健康に成長してほしいという家族の願いが込められた、大切な伝統のひとつです。

百日祝いの大切な思い出はロケーションスタジオグッド

百日祝い(お食い初め)の歴史や献立の意味、儀式の流れについてご紹介しました。生後100日頃に「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行われる百日祝いは、日本の大切な伝統行事です。

大切な思い出をキレイな写真に残したい方は、ぜひロケーションスタジオグッドにお任せください。お宮参り/百日プランは全5種類あり、撮影のみのシンプルなものから、写真やデザインアルバムがセットになったプランまで豊富にご用意しています。

ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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